浄化槽本体はこんなやつです。
では、設置までの工程を見て行きましょう。先ずは設置場所の目張りをします。
必要な掘削深度を測量します。およそ2m位掘ります。
あとはひたすら、ユンボで掘削していきます。
掘り終わりました。簡単そうですが、垂直・直角・四角形に掘るのはかなり難しいです。
基礎コンクリートを設置します。これが結構重要です。昔は、基礎無しでそのまま浄化槽を埋設していた時代もありましたが、石で傷付いたり、地下水の影響で空洞化したりと、漏水事故の原因になりました。
水平調整していきます。
いよいよ設置です。
無事設置完了です。
ちなみに、犬山市の下水道区域図はこの様な感じです。色が付いてない地区も、まだかなり有りますね。
犬山市の下水普及率は、28年度で65%だそうです。
水洗化率もまだ83%という事で、まだまだ浄化槽需要がありそうです。
それにしても、今の時代で水洗トイレが83%!
意外に感じたのは私だけでしょうか?
さて、浄化槽って何?という方もみえると思います。
ちょー簡単に言うと、下水道が来ていない地域で、汲み取り便所を水洗トイレにする為に必要な装置です。
現在は合併浄化槽といって、ちょっと目的が変わりつつありますが、そこは省略します(^_^;)